親子の絆

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「やけに自信を持って楽しそうに言うわね〜」 「だって横に座ってるもの」 「トキ! 見えるの?」 「はいはい」 とトキはお茶を入れだした 「お母さん お茶のおかわりいる?」 「じゃぁ お願い」 幸代は雄三が横に座っていると言われどこが落ち着かなかった そしてトキは入れたお茶を幸代の横に置いた 「お父さんも一緒にお茶飲みたいって」 「悪かったわね お母さんの入れるお茶の方が美味いって」 幸代は泣いていた 「ウソ!それを伝えるために? お母さん大変よ お父さん お母さんの誕生日プレゼントに韓国旅行のチケットをとっていたんだって」 「なんですって?」 「それを伝えたくて来たみたいよ」 「トキ 貴方いつから見えるようになったの?」
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