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 私はマッチングアプリで見出した独自のセンサーにより、手慣れていない割に要求が大きい女子を選び、コンタクトを取った。  タイプ1の『生業型女子』とは異なり、会ってから相談の上で発展という手段を用いない、初めからリターンを要求する敬遠されがちなタイプ。  私はこれをタイプ2の『引け目女子』であると確信している。  早速、該当する相手と会う約束までこぎ着けた。  私は随所に性を滲ませたが、彼女は退くことなく強気の金額を変えなかった。私は彼女を『覚悟を決めた引け目女子』であると断定した。  名はアヤセ。まあ偽名だろう。年齢は23の大学生だという。浪人したのか嘘なのかはこの際どうでもいい。写真も加工であろうが、それなりに可愛い顔をしていると思う。  この写真やプロフィールから大きくかけ離れていないのだとすれば、全く嘆かわしいことだ。見た目を活かした仕事や、支えてくれる彼氏など、パパ活に手を染めなくてもやっていけそうなスペックは持ち合わせている。  私はこのアヤセなる女子を、紳士的に救いたいと思う。
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