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AM3:00。
暗い部屋の中、ベットの上。
窓の外からは強い風の音が 叩きつけるように鳴っている午前3時。
世界が静まり返ってるこの時間。
なんの音にも映像にも頼らず過ごす。真っ暗の部屋の中、ただ風の音を聞くこの時間。
別に何かを深く考えたりはしない。だってそうしたらこの静まり返った空間が、一気に壊れてしまう気がして勿体なかった。だから今は、その時間にしか味わえないその時を楽しむのだ。
仰向けに寝て、毛布を肩くらいまで覆って薄暗い部屋に薄らと見える電球とか、カーテンの上の隙間から少し入ってくる光に交互に目線を変えながら、瞬きをしてゆっくり目を閉じた。
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