30、君の中で死にたい*

6/8
前へ
/337ページ
次へ
 雅煕はスカートのウエストを手で辿り、ホックを探りあてて外すと、そのままファスナーを下げた。 「雅、煕さん……それ……」  スカートがするりと、床に滑り落ちる。肌色のストッキングの下に、ブラとおそろいの赤いレースの着いたショーツ。   「あかん、このパンツは反則。エロ過ぎて鼻血出る……」    もう興奮で頭がガンガンする。俺の死期は近い。雅煕は杏樹の胸に顔を押し付けた状態でストッキングとショーツを一気にずり降ろした。 「や……雅煕さん、恥ずかし……」  雅煕は圧し掛かるようにして杏樹をベッドの上に押し倒し、そのまま馬乗りになる。下着とストッキングは片足ずつ強引に抜き取り、ベッドの下に落とした。次いで背中とベッドの間に手を入れて、ブラジャーのホックを外す。これはなかなかホネだったが、根性で外し、赤いブラも剥ぎ取る。一糸まとわぬ姿になった杏樹を組み敷いて、興奮で脳汁が溢れそうだ。  目の前で揺れる胸の尖りを口に含み、強く吸い上げる。   「はぁ……んっ……あっ……」  
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2331人が本棚に入れています
本棚に追加