Chapter.Ⅱ
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「──じゃあ」 男の欲と欲が、剥き出しになった淫猥な夜は更け。 唐突に始まった幼馴染みの、あられもない夜伽を見せられ灰となった脳みそがフリーズ状態になった楓馬を連れて自宅まで帰って来た誠は、口も閉じず、ぼうっとしたままの楓馬へ軽く手を振り、背中を向けた。 .
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