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数分後ろを着いて歩いていくと、かなり上の方にあるはずの滝が目の前に。
「すげぇ……」
「でしょう?私もここは気に入っていて、朝露を浴びたりしに来ている場所です」
朝露って……
それに奥の方にある今にも崩れ落ちそうな山小屋は何なんだろう?写真などにも載っていなかったのに……
じっと見ていると、「気になります?」と言われたので、「気にはなるけど、扉開けたら崩れ落ちそう」と素直に答える。
「あそこが私の家です」
「はぁぁぁぁ?ちょっと待て。人が先ず住んでいない、住めるところでは無いのはここに来てよくわかったし、何か不思議なことが起きてるのは俺でも分かる。だけど、あそこに住んでるって、どんな生活だよ!」
「そうですね。時折尋ね人が来たり来なかったり。まぁ、住めば都と言うでしょう?」
もう言ってることが分からなくなりそう……
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