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店の名前を考えておいてくれと言われ、翌日足を運ぶと何故か看板。
「矢印だけ?」
昨日も入れたし家には着くのだろうと矢印に沿って歩くと小さいが湖。
やはりここは変なところだと思いながら「こんにちは」と中に入ると、「すいません、今日は少し忙しくて」とひたすら野菜を切り刻んでいる真神。
「冷蔵庫の中のものをどうぞ。お好きなものを飲んでいてください」
「じゃあ、いただきます」
コップにコーラを注いで、近くの椅子に座り、店名が決まらないことを言うと、「今から来られるお客様を見て決めてはどうでしょう?」と言うので、ほんとに来るのか?と疑ってしまう。
出してあるのはおもちゃのようなお皿に、卵や鶏肉。
おままごとでもするのか?というような盛りつけの小さなサラダ。
「あ、あのさぁ。これって子供でも来るの?」
ちょっと手を止め、「確かに身体は小さい方ですが……」としどろもどろ。
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