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お互いが、どこか別の世界での自分自身なんだ。
この世界で僕は“夢”を見つけた。
その夢の所為で絶望に身を堕として、死んでしまいたいと願った。
その願いがどれほど傲慢かなんて僕には分からない。今だってさっきと変わらず苦しいことは苦しいし、辛いことは辛い。目を逸らして生きていけたらどれほど楽だろうと思う。
でも、きっとみんな同じなんだ。
何かから目を逸らしたくて仕方ないんだ。
だから僕は、頑張ることで生まれる辛さや苦しさを感じられる者として、胸を張ってその感情を受け入れられたら――。
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