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面倒くさくなり一人で行動するようになった。それをみかねて涼介が一緒にいてくれる。友里はそのことをとても感謝していた。やはりこの広い大学内で一人というのは、とても寂しくて孤独だったからだ。
「今日同じクラスの女の子に、飲み会に誘われた」
「それ大丈夫なやつ?」
大丈夫なやつとは危なくないか、友里をおとしめる物ではないかという意味。過去に誘われた飲み会は、参加してみれば女の子達に涼介と別れてと詰め寄られる結果になった。
「うーん、たぶん?私と話してみたかったって言われて」
「嬉しかったんだ?一応聞いておく。何時にどこ?」
「涼介は心配症だなぁ。六時に駅前のロータスってお店だよ」
「個室の居酒屋だな」
涼介は携帯でロータスを調べていた。どんな店かサイトを友里に見せる。
「結構オシャレじゃない?ご飯美味しいといいなぁ。あ、これ女子会ってやつだよね?初めての女子会だ」
はしゃぐ友里を、涼介は少し心配そうに見つめていた。
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