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俺は、お前を幸せしてやれなかった。
積んできたこの人生の中、お前に出逢えて唯一の心の糧として人生のパートナーとして一緒に過ごしてきた日々も、俺の身の程知らずのせいで、こんな試練を与えるなんて・・・
なあ、チャオ。
本当に馬鹿な俺を許してくれよ。
俺がもっとマトモな人間だったら、君を幸せにしてあげられたかもしないのに・・・
何で俺はこんな奴になっちまったんだ・・・
悔しい・・・悔しい・・・
君・・・チャオちゃんの新しい飼い主は、優しい女性だよ。
俺の近所の俺に良くしてくれる女性に頼み込んだら、直ぐに引き受けてくれたんだ。
でも、言われたよ。「責任もって飼えないなんて、見損なったわ！！」って・・・
そう言われて愛想尽かされるのは覚悟で頼んだんだけど・・・きっと、俺と居るよりきっときっと本当に幸せに暮らせると思うから！！
ごめんね・・・チャオちゃん・・・
仕方無かったんだよ・・・！！
こんな事にならなければ・・・
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