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『永遠に動けないまま』
『覚めない悪夢に堕ちればいい』
「「「!!!」」」
「今の声は...」
「あぁ、間違いない」
「一夜くんと二夜くんだよぉ~!!!」
「行こう」
「えぇ」
「りょ〜かいっ」
ダッ...
「!!!...これは...」
「2人同時に...狂気病を発症している...?」
「内側で手を繋いでいるよっ!!!」
「譜、これ使えるか?」
「え...?これは、レイピア...?」
「そうだな、レイピアだ」
「えっと...使えるかは分かりませんが、やってみます」
「よぉ〜し、やるよぉ~」
「灯さんはいつの間にというかどこからその弓を出したんです?!」
「灯、やる気だな」
「牧さんは牧さんで物騒な物をお持ちのようで?!」
「ねぇねぇ、譜くん、つっこみ疲れないのぉ~?」
「たしかにな、今更だろう」
「いやいや、つっこみ不在が1番収拾つかなく...」
「そんなことより、来るぞ」
「え?うわぁあっ!」
ガチンッ...
「予想より扱えてるな...」
「というか、これこの前も思ったけど、どこで作ったの...?」
「え?あぁ、協力してくれてる人が特注してくれた...」
「どこでそのコネが出来たのか今度詳しく聞かせてもらいますね?!」
「攻撃しながらつっこみを入れる技術どうなってんだ」
「というかっ...話してないでっ...手伝ってくださいよっ...!!!」
「あ...」
「よぉ〜し【テレポート】っ」
タァンッ...
【何者だ...?】
「何者でもいーじゃんっ!!!一夜くんと二夜くんの友達だよっ!!!」
「あぁ、友達だな」
「もちろんです」
ー数分後ー
【うぐっ...うぅぅ...】
「攻撃が効いてるよぉ〜!!!」
「もう一押し...だけど...っ」
「僕が...僕が、やります...!!」
「譜...?」
「僕だって助けられたんです、だから、今度は僕が助ける番なんです」
「譜くん...?」
「だからっ...」
『おい...』
「この声...」
『俺を出せ、譜』
「...わかりました...呼べば...いいんですね...?」
「譜...!!!?」
「譜くん?!」
「っ...このコイン...いつの間に...」
『それを砕け』
「分かりました、来てください...亜蓮!!!」
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