時の流れに逆らって

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ー翌日ー 「...う〜ん」 「何も起きないな」 「えぇ、起きませんね」 「そう簡単に事件なんて起きてたらキリないですよ」 「それもそうだね」 「あぁ...」 コンコンコン... 「?...はい、開いてますよ」 「あの...失礼...します」 「えーっと、たしか君は...」 「あの、はい、A組の...乙音黒乃です...」 「急にここへ来てどうしたんです...?」 「えっ...と...」 「あぁ、なるほど...いいよ、しばらくここにいなよ」 「え...?」 「う~ん?牧くん~?」 「えーっと...牧さん...?」 「ちょっとー?牧ー?」 「何言ってんのかなー?牧ー?」 「お前ら落ち着け...まず、こいつどう見ても怪我をしている、まぁ、女子寮で何かあったんだろうな、そういうことで、しばらくここにいなよ」 「あ...りがとう...」 「いやいや、そうはならないでしょ、何を見たの...」 「そうだよねぇ~、まぁ、牧くんが何か見たんならそうなんでしょぉ~」 「あぁ、しばらくこの寮に匿っとく」 「先生にも協力してもらお~?」 「いいですね、先生に協力してもらって、匿いましょう」 「あぁ、そうだな」 「いいよ、僕達は」 「あぁ、そういうことで黒乃、しばらくここにいろ」 「はい...」
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