6人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
-その頃-
「うーん、平和だねぇ〜」
「そうですね...」
「そういえば、黒乃は？」
「あー、出かけたらしいよ」
「そういえば、出かけようかなとか...」
「うーん...なんか、フラグが立ってるような...」
「ん〜、さすがに何度もそんなことが...」
「誰かっ!!!」
「「「「「!!!?」」」」」」
「なんか聞こえてきたぁ〜？！」
「あっちの方だ!!!」
「まさか...?」
「そのまさかが起きたんだろうな...」
「フラグ成立か...」
「とにかく行きましょう!!!」
ダッ...
「誰かっ!!!誰か...助けてっ...!!!」
ガッ...ズサッ...
「うっ...このままじゃ...」
ダッダッダッ...
「おい！大丈夫か！！」
「大丈夫ですかっ？！」
「あっ、あぁ...た、助けてっ！く...黒乃が...暴れて...」
「っ...予想通りって事か...」
「行きましょう、黒乃さんを助けに...」
「うん、行こう！」
「「OK」」
「あ、あたし...黒乃に...」
「あー、わかった、懺悔なら後で聞く、それに、その言葉は、黒乃に言うんだ」
「わ、わかった...」
「とりあえず、これで応急処置だけしますので、学校まで、走れますね？」
「あ、あぁ、あたし、一応...運動部だから...」
「そこで適切な処置を受けてください...」
「わかったっ...く、黒乃を、止めて...頼むよ...」
「「「「「言われなくてもっ!!!」」」」」
ダッ...
(黒乃...そっか、あんなに、頼もしいヤツらに...)
最初のコメントを投稿しよう！