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猫2匹
どうしても眠くなって、お昼寝をすることにした。
急な気温の変化には流石に勝てずに、先週の土曜日に布団は冬物に変えたばかりだ。
お昼寝の時は少し暑いくらいなのだが、足を少し出して、布団も胸までにすれば眠れるかな。そう思い、ベッドに向かった。
いつも私のベッドには、人前に出てこないキジトラが陣取っている。
キジトラの体温ですでに暖かくなっている自分のベッドに、キジトラをどかしながら入る。
どんなに眠くても寝付くのに時間がかかるので一応目覚ましは1時間後にしてから寝る。
ベッドに入って5分後。追い出されたキジトラが戻ってきて足の横に寝る。定位置だ。しかし、昼間なので暑いし、結構密着してくるので、布団もきつい。
ベッドに入って7分後。隣の部屋で寝ていたはずのアメショが私の足の間に入って丸くなる。これも定位置なのだが、夜はいいけど、昼間暑い。そして足の間がぎゅうぎゅうだ。
これはいかん。眠かったのに暑い方に神経が向いてしまって眠れない。
結局30分後、もう眠れないと思った私は起き上がって、二匹の写真を撮る。
今、10歳と13歳なので、この写真も順当に行って10年前後で懐かしい写真になるのだろう。
睡眠時間は盗まれてしまったが、思い出は増えたと思えば少しはイライラもおさまると言うものだ。
私が少し位眠れなくても、猫たちには長生きしてほしい。
*表紙画像の猫たちの間の布団の下には私の足が入っています。
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