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カフェ「AKEBONO」を無事オープンし、千草の方も今の仕事を退職。
施設の開設準備に専念することにした。
そして愁からの申し出により、カフェだけでなく、米村家に住み込みで働くことになり、千草との開設準備の手伝いにも関わるようになった。
千草としても1人で悩むより、色々な意見を聞きながら進めたいのと、仕事を辞めても、カフェの賃貸料や愁の住み込みの家賃を頂けることは、経済的にもありがたかった。
そして庭の監修についても、最後の大仕事として、やらせてくれないかと千登勢からの声がかかり、木杉ガーデンが請け負うことになった。
春月の夫が、元々勤めていたゼネコン関係の建設会社にも声をかけてくれて、施設のリフォームや建築施工を頼むことが出来た。
着々と開設への準備が進み出した。
色々なご縁で、千草の夢が少しずつ形になって来た。
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