曲者の集いでしょ?

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「ユースイさんっ!どうでしたっ?」 うん、こいつのキャラはブレそうにないな。 「ま、この地に住もうと思うのはここにいる人たちくらいじゃねえの?」 「私たちは住みたい訳じゃない」 「与えられた任務だから」 べらぼうめ。 俺なんかその任務さえ良く分かってないんだからな。 「はっきり言っておくけど」 ベラが俺を睨む。 思い切り上からだな。 「ユースイさんでしたっけ?私たちの邪魔だけはしないで」 は? 「僕たちの足を引っ張るような真似はしないように」 何こいつら? 「2人とも何を言ってるの?」 ジャンヌ先輩.... 「仲良くしなきゃダメですよっ!」 あんぽんたん.... 「でもこの人、どう見ても普通以下」 うわ、失礼な奴。 「戦力になるとは思えない」 まあ....俺自身そう思っているのも事実。 「ベラ、ボーメン....ファヌエル様が連れて来た事に異を唱えると?」 「ではユースイさんの力を見せて私たちを納得させて下さい」 無茶振り。 「敵との戦闘で背中を預けるに値するかどうかを確かめるのがそんなに変な事ですか?」 子供のセリフじゃねえよ。 「あなたたち、いいかげんに....え?」 揺れてる? 地震か? いや、地震にしては変だ。 これはむしろ地響きといった.... 「緊急事態っ!」 会議室にパンダが飛び込んで来た。
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