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『あなたの固有スキルは....』
俺が女神と話している間にあんぽんたんがミミズをぶった斬っていた。
ま、止まっているミミズならあんぽんたんでも大丈夫という事が分かった。
「ユースイ....君って....」
あ、姐さん少しは見直してくれた?
ていうか惚れたのか?
俺に惚れちゃあいけねえよ。
「とりあえず戻ろう、ユースイも何か臭いし」
はい、ミミズの粘液やら脳みそやらで何やら凄い事になってますな。
....うーん、ここってやっぱり社員寮みたいだな。
採石工場の社員寮。
ま、行った事はないけどな。
部屋にシャワーはあったけど....
火山帯なら温泉も期待できるかも。
とりあえずシャワーでさっぱりとつーか、今更だけどシャワーはあるんだ....
マンガやラノベだと桶にお湯みたいな感じだったけど、なかなかやるじゃん。
部屋でまったりしていると誰かがドアをノックした。
「どーぞ、今なら入場無料」
静かにドアが開く。
「ん?」
べらぼうめ姉弟じゃねーか。
何か雰囲気違うな。
「どうした?何か用....」
「ごめんなさいっ!」
「すいませんでしたっ!」
げ!
体が直角に曲がってる。
「いや、あの、いったい....」
「失礼な事を言ってごめんなさいっ!」
「あなたは凄い人だったのにっ!」
あ、そゆことか。
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