曲者の集いでしょ?

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それからべらぼうめ姉弟と食堂へ行った。 パンダが出してきたのは相変わらず何だか分からない肉料理、ま、美味いから文句は言わないが。 「あの....ユースイさん」 「ん?」 ベラが何か言いたそうだな。 はっ! まさか俺に惚れたとか? んー、あと5年いやせめて3年か.... 「えと....」 「ユースイさん」 え? ボーメンも? いやいや、いくら何でも男は無理っ! たとえ美少年でも....美少年.... 「ユースイさんの力は僕たちの常識を遥かに超えているんですが、あなたは何者なんですか?」 「私たちの魔法が通用しない魔獣は今までいなかったのに....」 あ、やっぱりそっち? うーん.... 確かこの2人は魔法特化型とかだよなぁ。 はっきり言おう。 ショボい。 「今までどんな魔物や魔獣と戦った?」 「ゴブリンとかオークとか」 「スライムとかキラーラビットとか」 うん、おまえらもあんぽんたんだな。 「俺ってこの国の常識とかまだ良く分からないけど、その魔物って決して強いとは言えないよな....」 「え?」 「さっきのワームだっけ?あれに比べたらな....」 「あ、あれは規格外ですっ!あんな化け物は初めて見ました....」 初めて? 「この国にワームなんて存在しなかったからなあ」 パンダがお茶を持って来た。 「存在しない魔獣が?何で?」 「全く分からん、分からんが実際いた訳だ」 やーな予感。
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