好みのタイプ

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『俺は抱きたい側。だから真白さんはダメー』 だってこの人相手だと確実に俺の尻が掘られる確定だから。真白さんは俺よりも身長だって高いし細身だけど靱やかな筋肉が付いていたのをたまたまジムで会った時に見た。 ついでに言うと昔ヤンチャしていた俺とは違うガチモンのヤバいオーラがプンプンしている。本人曰くヤクザでは無いらしいけれどそう言う友達はいるんだと。 『だから漁るならよそに行って貰うよ?真白さん』 そもそも此処は出会い目的ってよりもフレンドリーにお酒を飲む友達を作る場所で売ってんだから。 「えぇ…一騎見て初めて僕も男イけるって思ったのにぃ…」 拗ねた顔をさせる真白さんは俺よりも5つはは上らしいのに余り歳を感じられない。なんだったら1つ上位の先輩か兄感覚だ。 「ま、それでも一騎以外には男に手を出そうとは思ってないんだけどね。」 『へぇー意外。真白さんは女の子しか無理!ってタイプそうなのにね。』 「でしょ?僕もそう思ってたの~」
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