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好みのタイプ
あえて言うのならば中性的な見た目がタイプ。
だからぶっちゃけ男でも女でもいけちゃうんだと思う。正直に言えば男と付き合った事は無いけど偏見無いし好きになった人が好き。ただそれだけの事だ。
そう言う性格の元、生まれてずっと分け隔てなく人を見て接してきた俺は学生ながらにバーでバイトしている。色んな客が来てノリで口説かれる事もあるけれどそこは店員だから人懐っこいと言われる笑顔で交わして過ごしていた。
ー筈だったんだけど、今回の人はかわされてくれなさそうだ。
「出会ったあの日からずっと君の事が好きだったんだよね。」
『え、本気?真白さんなら他の美人もイケメンも選び放題じゃん』
なんで俺?
「言ったらキリがないんだけど…まず一騎は僕の顔で落ちなかった事かな?」
『いや?俺真白さんの顔好きだよ。』
「っ本当に?!じゃあなんで僕の告白に今まで応じてくれなかったの!」
『えーそれは真白さんが俺の尻を狙っていたからかな?』
「…だって一騎のお尻魅力的なんだもん」
ほらね
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