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海苔田「こんばんは。深夜ラジオの時間がやって参りました。今日は大喜利講座ということで、落語家の嵐家権兵衛さんを呼んでおります」 嵐家「毎度どうも、嵐家です。今日は皆さんにですね、大喜利っちゅうやつに挑戦してもらいます」 山田「大喜利って、結構機転と瞬発力が要る奴ですよね。僕にできるか、不安なんですが」 嵐家「まぁなんとかなるんちゃいまっか? ほな、せっかくやからあの音響のおっさんにも仲間に入ってもらいましょ」 海苔田「熊川さんのことですか?(あの人苦手なんだよな、なんか汗臭いし不潔だし)」 山田「スタッフの花咲さんにも仲間に入ってもらいましょうよ」 嵐屋「あのギャルっぽい子でっか? ええですな〜。そこの2人、ちょっとおいでやす」 手招きされてやってきた、音響熊川とギャルスタッフ花咲。 熊川「(汗を拭いながら)よろしくお願いします」 花咲「……ったる」 嵐家「ほなはじめましょか。ラジオっちゅうても雰囲気がなんぼなんで、みんなこの座布団に一列に座っておくんなまし」 嵐家が準備された司会用の席につき、その隣に山田、花咲、熊川、海苔田の順に座る。 嵐家「ほな、早速第一問。あるお金持ちの清楚なお嬢様が、大勢の人のいる前でオナラをしてしまいました。さて、その時なんと言い訳をしたでしょうか?」 熊川「はい」 嵐家「はい熊川さん、どうぞ」 熊川「庶民と同じものを食べると、こんな匂いがするのね!」 山田「ぶほっw」 花咲「きったね」 嵐家「ええですな、座布団一枚! 上から目線な感じがなかなかです」 海苔田「はい」 嵐家「はい、海苔田さんどうぞ」 海苔田「芳しき 人工ガスの 薫りかな」 嵐家「いちいち教養がある感じがむかつきますな」 山田「そこでパッと一句詠めるところにメンタルの強さを感じますね」 嵐家「ほな、今発言した山田さん」 山田「(まじか)セ、セバスチャン……何か匂いませんこと?」 嵐家「執事のせいにすな! 座布団一枚没収!」 山田「ええ〜?!(マスオさん風に)」 熊川「僕は結構面白いと思いましたけどね」 花咲「はい」 嵐家「可愛い可愛い花咲さん、どうぞ」 花咲「(きもっ)消臭力ーーーー!!!!♬ 」 嵐家「いいねいいね、座布団三枚!」 海苔田「嵐家さん、花咲さんに甘くないですか?」 嵐家「え? 何のこと? 全然甘くないよー。ねぇ? 山田くん」 山田「え、ええ……(本当は甘いと言いたいところだけど、この笑顔の圧が怖い)」 熊川「勝負は公正にやらなくてはなりません。っつーことで私が司会を交代しましょう」 無理やり嵐家の席を奪う熊川。嵐家は文句を言いながら熊川の席に移動する。 熊川「それでは、気を取り直して第二問。次はちょっと趣旨を変えていきたいと思います。ルールとしては、私が『〜の作り方を教えてください』と言ったら、1人ずつ順番に作り方を答えて行く形です」 嵐家「なんや悔しいけど面白そうやな」 山田「ワクワク(((o(*゚▽゚*)o)))」 ここで順番が変わり、1. 海苔田 2. 花咲 3. 嵐家 4. 山田となった。 海苔田「これは最後の人がオチってことよね、良かった4番じゃなくて」 熊川「それではお題です。オムライスの作り方を教えてください。海苔田さんから順番にお願いします」 海苔田「日の出前にコケッコー王国へ向かい、鶏を一羽貰ってきます」 嵐家「そっからかいな。道のり長すぎるやろ。それにコケッコー王国ってどこやねん」 熊川「いいですね、次花咲さん」 花咲「卵うんだら〜、割って適当に混ぜて焼くんじゃん?」 熊川「ボケない感じですね。次嵐家さん」 嵐家「ご飯を炒めます。スパイスはウィットとユーモアで」 熊川「おっと、ここで何かが足りないことに気づきませんか? 皆さん。さあどうする山田さん?」 山田「ええと……。トメイトゥー王国とケチャップの輸入協定を結んでクリア」 海苔田「やるな山田。(そして案外有能だな熊川)」 熊川「完成までは至ってませんが、とりあえず完成ってことでいいですね。拍手!!」 パチパチパチパチ
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