番外編(きっかけ)

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あの日の約束が俺を諦めさせないんだ。。 必ずゼネラリストドクターになるんだ。俺は。 茨の道だとしても、、学べるだけ学ぶ。。 学べるんだから、 学ぶんだ。 只管、勉強へ。。 そして、志の為に俺は茜と今日、この場所に来た 茜 「  うわぁーーーーーーーー  素敵♡ 」 坂道を歩きながら後ろを振り向く度に、 遠くに見える海に感嘆を漏らした。茜。。 尊 「 遊泳可能なんだぜ? つまり 砂浜!!   後で歩いて」 茜 「  きゃあぁぁぁぁぁぁぁ♡歩きたい!!」 手を繋いで俺達は祖父母が暮す。 そして働く場所へ向かった。。。。。 俺達は医院の隣に建てた祖父母の家を訪ねた 家政婦=石崎乙女 「  お久しぶりで御座います。    尊坊ちゃま           」 彼女は、勤続ん十年、かなりの風格を感じさせる。  通いの信頼性抜群な家政婦さん。 尊 「 おとちゃん。久しぶりぃ。        あの、 尊さんで。。お願いします。  」 乙女 「 ほほほ。 分かりました。 尊さん。  」 祖母 「 待ってたあ いらっしゃああい♡  」 茜 「 はじ。 初めまして 私は尊さまと   おつつきあいをさせて? あれ?  」 祖母 「 あは! あはははははははははははは   あはははははははははははは 笑笑    緊張しなさんな! お上がりなさいよ?!」 尊くんに頭ポンされた。。。やっちまった。。。 あたし 手土産のスイーツを乙女さんに渡す 乙女さん 「 お預かり致します。        」 乙女さんは颯爽とキッチンへ向かっていった。 祖母 「  ありがとうございます♡    あとで 一緒に食べようね?   」 祖母の敦子さんはかなり気さくな方だった。 「 ねぇ!! あなた達 お腹空かない?」 尊          茜 「  空いたぁ  」 「 空きました。  」 祖母は尊が来るからと朝からちらし寿司を作っていた。からの。。 天ぷら。。 魚の煮付け 蛤の御澄まし。。 お手製の漬物。。。 ヤバいねくらいに 美味しかった。。 茜 「 美味しい♡♡♡♡♡         」 敦子 「 あははははははは♡ ありがとう。   やっぱり 若い子っていいわあ。。   」 敦子の思いやりとおもてなしにすっかり気を許す 茜。 いつの間にか 女子トークへ♡  笑 気持ちがかなり若い敦子さん     笑笑 茜は食べ終えた食器を乙女さんに渡す。 その後は敦子とおしゃべりが止まらない。  祖母に似てるからだった。笑 敦子は茜の第一印象。姿勢に仕草、食べ方や言葉遣い等何気にチェックしていた。。 かなりの安堵と共に嬉しく思う。祖母の敦子。  要は茜を気に入ってしまう。。 後は気が合うから。。 笑笑笑笑笑 久しぶりの若い世代の女子トークも新鮮でかなりアガる敦子女史 そして、この日から 尊よりたあくさん遊びに来始まる茜とたまに静香 泊まることさえある。笑 祖父の順太氏もかなり饒舌で。 夕飯時にお酒を入れたら、喋るわ喋るわ。笑笑笑 順太氏 久しぶりの美人にちょっとだけ テンション上がったのだった。 笑笑笑笑笑笑 からの静香と二人遊びにくるとかなり順太氏は 割と舞いあがる。 流石、、、 漢だった。 笑笑 二階のベランダのスペースはかなり広い。 そこから垣間見える海の風景は圧巻。。 尊 「 俺ね ここからみる風景じゃなくて   医院の中庭から見える風景が凄く好きだ。   無くしたくなくてさ。。   くそ生意気レベルは承知。。   でも、俺は ここで働くんだ。必ず。。」 正直 驚いた 尊の気持ちの強さに。。 茜 「 みこちゃんのお父さんは?理解してるの?」 尊 「 親父はかなり感謝してた。 伯父さんも   二人して頭下げるとか、ビビった。。      ふざけてられないなって思った。      ここで じゃあ いつ働くのか?は   たぶん 今から20年以上は先だと思う。    必要なキャリアを充分に積むから、、   40代手前辺りで働けたら大ラッキー♡ 」 茜 「 そんなに!!  ひぇ~〜〜〜〜   」 尊 「 その間には茜と結婚してる♡     」 茜 「 うわぁーーー でた! ビッグりマウス」
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