『好きな人に少しだけ、似ていたから』

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『好きな人に少しだけ、似ていたから』

 「ごめんね……もう、こうするしか、ないんだっ!!」  あぁ、やっぱり……  そんな気がしていた。  疑心暗鬼になり、追い詰められた彼。その目を恐ろしいくらいに見開き、ナイフで襲いかかろうとした。  −−−−瞬間、パタリとページを閉じた。  貴方だけは……こうなって欲しくなかったのに。
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