『りんごジャムに込めたメッセージ』
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『りんごジャムに込めたメッセージ』
笑顔を見せるようになった今でも、時々アイツは“透明”になりかける。 傷ついて、閉じこもりそうになって、心が冷たくなりかける時。 俺はアイツに、りんごジャムを作ってやる。 食べて、そして思い出せ。 何度だって思い出させてやる。 『お前は、もうひとりなんかじゃない』んだって。
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