1話・集結LOVE応援部

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「麗花さんは休日どんな事をして過ごしているの?」季優の母がまた聞いた。 「休日はよく母と一緒にお着物の展覧会や美術館行ったりしていますわ。後は家で飼っている小豆(あずき)と言う名前のペキニーズの女の子と近所を散歩したりしています」 「季優さんは?」と夜宮の母が聞いた。 「僕…あ、いえ私は1人の時は実家で育てた花を生けたり、自室で飼っている金魚の世話をしたりしています。友人と居る時は右足を出したら握った左拳を思い切り前に出す運動場に付き添いで行ったりして楽しんでいます」 「まぁ、そうなの!…そう、なの…そうなのねぇ!」 夜宮母そうなのしか言わなくなっちまったんだにゃ。 「運動場って…」 「ボクシングジムの事だよな」 「うす」優人は下を向いたまま頷いた。
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