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それから1週間後の話しになるにゃ。
お見合い騒動はやんわり治ったのだが問題がひとつ増えてしまったにゃ。
「いやぁ助かったわ!俺帰宅部だったから担任に今からでも良いから何か名前だけでも部活入っとけって言われてたんだよ。つう事で宜しくな、お前ら!」
「私も服巻と同じだ!何処か入ろうにも皆私に遠慮してしまってな、なかなか気軽に入れる部活が無くて困っていたのじゃ。服巻共々今日から宜しく頼むぞ」
LOVE応援部に2人部員が追加してしまったんだにゃ。季優たちは5人揃ったからこれで正式な部として認めてもらえたと喜んでパーティーを開いていたが僕はまたストレスが増えてしまったにゃ。
「名前無いの?応援部のマスコットキャラ的存在なんだろ?う〜ん…名前か…」
「応援部がこれからもっと活躍出来るように大吉丸とかどうじゃ?」
どっかの船の名前みたいなのは勘弁して欲しいにゃ。
「いやむしろ応援部が他の部になめられねぇように殺傷丸とかどうよ?」
やめろ!人を殺人鬼みたいな名前で呼ぶにゃ!
「え、こいつは前から大吾郎って名前があるんですよ」
その名前で呼ばれた時から思ってたけど酒の名前みたいなその名前も何か嫌にゃ。
「にゃん太、ご飯の時間ですよ〜」
うむ。まともな呼ばれ方が1番しっくり来るにゃ。
「プラチナエリザベスはどう?」
クイーンエリザベスみたいに呼ぶにゃ、希空!僕はもうにゃん太で良いにゃ!
……はぁ、ほらね。ストレスが増えた意味分かったでしょ?これから先が思いやられるにゃ……とほほ。
…と言うわけでLOVE応援部は猫1匹と5人の部員によっていろんな生徒達の悩みに巻き込まれるそんな爽快コメディー物語である。
次回につづく、にゃ。
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