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3日後
それから何事も無かったかのように遥香の家に居座り三日が経った頃、俺はあの時の事が気になって今日は泊まると嘘をついて、この前と同じくらいの時間にそぉっと家に帰ってきた。
あの時…俺は間違いなく、遥香の事考えながら抜いたんだ…
今もどっかでまたあの遥香が見れるんじゃないかと期待してる自分がいて、こんなのおかしいと思いながらも止められなくて…
もう一回、もう一回だけ見て見たい…
そんな思いでまた、寝室の襖をそぉっと覗いた。
今回も遥香のスタイルはこの前と同じ。
イヤフォンをして動画を見ながら右手を動かしている。
快感に耐えるその表情も、時折漏れる甘い声も、何故か俺の欲を駆り立てて俺のソレは痛いくらに反応している…
するとあろう事か、遥香は持っていたスマホを置き空いた手を口元に持っていったかと思うと、指をペロリと舐めまわし後ろの穴に
突っ込んだんだ。
俺にとってその行動はあまりにも衝撃的過ぎて、思わず手で口を覆い息を飲んだ。
遥香はさっきよりも一層感じてる様で、漏れる声も後ろを掻き回す様な水音も、静かな部屋にダイレクトに響き渡る…
くっ…ヤバい…っ、もうダメっ…!!
俺はその衝撃と色香にやられ、耐えられず自分のモノに手を伸ばし、その場で遥香をオカズに抜いてしまった。
「…っ、あっ、イ…クッ…」
ガクガクと膝を震わせながら、自分の手の中に吐き出した欲をそこら辺にあったティッシュで急いで処理して、証拠隠滅の為そのまま持ってたバックに突っ込んで、慌てて部屋を出て玄関の外に座り込み呼吸を整えた。
はぁっ…はぁっ…
何やってんだよ…っ、俺…っ!
自分で自分のした事が理解しきれなくて、一体この感情をどう処理したらいいのか分からず思わず頭を抱えた。
その時、ふと頭によぎったのは昔の記憶…
こんなこと…前にもあったような…
でも思い出しちゃいけないような気がして、俺は思いっきり頭を振って邪念を払った。
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