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カルテⅡ
造影剤の溶液で辺りが散らかっていました。
負けないでと励まします。
医師は造影剤を投与したのか苛立ち聞いているようです。
医師は放射線検査室へ向かい。
十字のマーカーが照射され、CT音声案内を流します。
CTが風を運び音を立て回っています。
CT検査は予約が多いので、焦りを感じているようです。
CTの中は狭く感じました。
看護師らはストレッチャーでクランケを病室へ運びました。
エレベーターは16Fと表示された階に止まりました。
そのまま200号室へ入ります。
「担当医は居るのですか?」
「当直医は?」
血溜まりで出会った老人は医学博士と呼ばれ産婦人科に顔を出すようです。医学博士には医局の医師らがついており、治療について学びます。
そして当直医という緊急救命医は消えそうな命を救うのです。
医局は他にもあるとのことです。
治療を拒否すると保健所から行政指導されると口をそろえます。
僅かなお見舞い品を持ってきてくれます。
その問診を聞きバイタルや調子を伺います。
医療スタッフは足音一つ立てません。
レクリエーションに参加して交流したいのですが、このような身では身動きは取れません。
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