Remote ***【溺れる獣と甘い罠】番外編(4)

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  「あーあ、もう。これだから酔っ払いは」 『あ? 誰が酔っ払いだよ』 「酔っ払いは自分が酔っ払いだって自覚ないんですー」 『ああ、自己紹介か?』 「違うわよ、バカ長瀬!」 『ほら、また長瀬って呼んだ。ミオは本当に学習しねーよな』 「何よもう!」 こうしてまた、いつもの夜が続いていく。 画面越しに話して飲んで笑って食べて、同じ時間を過ごして。 傍にいられなくても、お互いの気持ちが変わらないことを確かめ合うように。 私だって、長瀬と恋人でいられるこの奇跡を、大切にしたいって思ってる。 初めて心を通わせ合ったあの時よりも今のほうが、ずっとずっと、長瀬のことが好きだから。 ……この気持ちも、同じだったらいいな。 .
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