Remote ***【溺れる獣と甘い罠】番外編(4)

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  『前はお前んち転がり込むつもりだったけど、二人だとちょっと手狭だろ』 「え、あの、ちょっと長瀬……?」 『目星つけたら物件情報送るから。お前も時間あったら探しといて。あと荷造りな』 「ちょ、ちょっと待って!」 勝手に話を進める長瀬を大声で遮る。 長瀬は『あ?』なんて機嫌悪そうな顔をしているけれど、気にせずに言う。 「急に引越しって何!?」 『別に急じゃないだろ』 「いや急でしょ!? 何でそんな話になったの!?」 『だから一緒に住むんだよ、今度こそ』 「え!?」 当然のように言い出した長瀬を、私は慌てて止める。 「そ、それはだってちょっと待ってって……」 『待ってたらこうなっただろ』 「ううっ……」 くっ……痛いところを的確に突いてくる……! 容赦ない……! .
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