夢なの?現実なの?

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 自分の胸を愛撫していた手が下半身に滑ってゆく。ショーツの中に忍ばせるとビーナスの丘はツルツルだった。なぜか私はそれを誇りに思っている。指の先が敏感な突起物に触れる。ダブっている皮膚を剥く。たちまち、鋭い快感が身体を突き抜ける。  あうっ! はあ……、はあ……、んん……、うう……、はあぁああ……。  目の前ではバレーボールのネットがますます愛理さんの躰に食い込んでいく。後ろ手に縛られている彼女が羨ましい。拘束されている女体が女王様のように輝いている。それを見ている私は嫉妬が募り、口からよだれがこぼれる。それは胸の谷間を伝って下へ下へと流れてゆく。性器からも粘液が流れ出し、体育館の床はベチョベチョ。それほどジュンくんに縛られたい思いは強烈で深刻。体育館が私の粘液に埋もれてしまえばいいとさえ思っている。  ダメッ、はあっ、んぐっ、ダメだったら、ああっ、ひっ……。   愛理さんが藻掻く。藻掻けば藻掻くほど、膝が左右に大きく割られてゆく。一番感じるところにぐいぐいネットが食い込んでいく。網の目が食い込んで性器の形が浮かび上がっているじゃない。ほら、おっぱいだって。ネットに絞られ、かわいい乳首が浮き出ている。  あ! ユニフォームが裂けた! 生の女体にネットが食い込んでいく。メリメリと音を立てて食い込んでゆく。  大きなクリトリスに糸が絡み、包皮がめくれてゆく。真珠のようにまんまるの、パールピンクに輝いた肉芽が姿を現す。美しい愛理さんはクリトリスまで美しい。背の高い愛理さんはクリトリスまで大きい。でも、そんなことで私が落ち込むと思ってるの? 私のクリトリスだって、ツンと前に突き出ているんだよ。充血したらピンと勃起するんだよ。ショーツに擦れてヒリヒリするくらいなんだよ。  ジュン……、ダメ、イっちゃう、もっと、もっと虐めて! うぐっ!
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