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膣の奥まで挿入されていた巨大物が、再度ぎりぎりまで弾き抜かれた。そして阿久津先輩の唸り声とともに、またメリメリと音を立て体内に沈んでゆく。男の腕に筋肉の形が浮き上がる。
「うっ……」
苦悶のうめき声を上げたのは私の方だった。その時私は自分の処女膜が切れる音を聞いた気がした。私は慌てて開いていた股間を閉じ、両手で覆った。どうかあの悪魔的に巨大なものが私の中には入ってきませんようにと念じながら。
女の粘液をまとい怪しげな光沢を発するそれは、阿久津先輩の勃起したものの倍の長さと太さがあるように見えた。彼の性器だって処女の私を恐怖させるには充分の大きさがあるのに、その倍のものがこのみちゃんの割れ目に突き刺さっているのだった。阿久津先輩は特大器具の抜き差しを何度も何度も繰り返す。
ヌチャッ、ピチャッ、ズチャッ……。
何なの、この水音は?
このみちゃんの性感を焦らすように何度も何度も、呆れるほどゆっくり反復される抜き差し。それを涎を流さんばかりに鑑賞している阿久津先輩の悪魔的な表情に私は吐き気さえ覚えた。
「どうだ、いいだろ?」
「んんっ……、んんぁ……、ふうっ……」
「そっか、そんなに気持ちいいか。じゃ、今度はこれだ。どうだ?」
振動音がキュイーンと高くなった。
「んんぁああああ! ああっ、ダメダメダメ! 壊れちゃう! 壊れちゃうよ!」
器具の発する不気味な振動音の高まりにともなって、このみちゃんの嬌声も高まっていく。限界にまで広げられた女の襞が裂ける音さえ聞こえるような気がする。躰はますますピンク色に染まってゆく。細かい痙攣の波が這う。
「どうだ、いいか? 気持ちいいか?」
「いい! きついけど、いい! ふわぁあああ!」
四つん這いになった彼女の乳房が踊っている。色素が濃く、乳輪の輪郭のはっきりした彼女の乳房が躰の痙攣に合わせて踊りまくっている。
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