報告書3

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 あ、そうそう。昨日フミカのアパート遊びに行ったんだ。案の定、ククク‥‥‥、コレクションが増えてた。二つもね。アハハハ! 今までで一番エグイかもね。うんうん、度を越してエグイよ!  一つは乳首のホルマリン漬け。縮んでドス黒くなったのが六つ。ということは3人分。ガラス瓶の底に沈んでいたよ。黒豆みたいで笑っちゃったけど。アンタも今度、手合わせてきなよ。あれ、女の命であることに変わりはないんだからさあ。  もう一つは何かって? フフフ……。知りたい? ヒント。山芋みたいなヤツだよ。えー、わからないの? 女の私に言わせる気? ハーフのあのイケメン先輩に訊いてみなよ。答えてはくれないだろうけどね。でも、察しはつくと思うよ。宮田このみのマンコをズタズタにした罰だよ。ハハハ……。  プロジェクトの過程でアタシはあのコのくちびるを奪った。顔じゅう舐めまわしてやったし、口にも指を突っ込んでやった。それはプロジェクト推進の報酬ってことでいいんだよね? アタシが当然受け取れるものと思っている。宮田このみもあのコのアソコをなめまわした。それも性感開発の必須過程だから、アンタに文句をつけられるいわれはない。考えてみればあのコはアタシたちにファーストキスもファーストクンニも奪われてることになる。アンタは? あのコに完璧な性感帯ができるまで指くわえて静観しているつもり?   あ、そうそう。ひとつアンタに忠告しておくことがある。  結婚しよう、なんてそんな言葉、あのコ、当てにしてないと思うよ。せめて手付金ぐらい払っておかないと。意味わかるよね? オマエはオレのオンナなんだって思いこませる強烈な手付金。  それがアタシからアンタへの忠告。  じゃあね、ニャンニャーン!    
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