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その時、憎たらしいわ、とでも言うようにお母さまの指先がクリトリスにちょこんと触れた。
「はあっ!」
快感電流に子宮が突きされ、大きな喘ぎ声が漏れてしまった。同時に膣口がヒクヒクと震え、パクッと音を立てて全開になってしまった。
え? 処女なのに、膣口が自ら開く? ウソ、ウソよそんなの。
ウソに決まってる。だって、膣が自ら音を立てて口を開けるなんて。
いやらしい‥‥‥。なんて音を立ててるの。ピチュッ、パチュッと今までに聞いたことのないいやらしい音。ああ、その音源をお母さまの指が這っている。私の隙を見て泉に入って来ようとさえしている。ああ、お母さま、そこはジュンくんだけが入れる所なんです。で、でも‥‥‥、とても気持ちいいです。どうしよう。どうしよう‥‥‥。
お母さまの長くて白い指先が脳裏に浮かぶ。上品にコーヒーカップを掴んでいた細い指。笑う時そっとくちびるに添えられていたあの上品な指。その指が‥‥‥、ああ、その指が私のアソコに入って来ようとしている。でも、そこはジュンくんだけが‥‥‥。
いいんです! お母さま! いいんです! 入って来てもいいんです! ジュンくんのお母さまなら、お母さまなら‥‥‥。
その瞬間、脳天から膣の入口に張られた糸がピーンと弾けた。すごいふり幅で振動している。快感の横溢で目の前が真っ白になり、いやらしい喘ぎ声が鼓膜を突いた。
やがてその喘ぎ声さえ意識の向こうにぼやけて行った。
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