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クチャクチャに揉まれたおっぱいがジュンくんを待っている。ぐらぐら煮立つ子宮がジュンくんを欲している。口をパクパク引き攣らせている膣がジュンくんの乱入を期待している。
お母さまの指が膣口に侵入してきた。入り口から2,3センチの所。そこに細かい振動を送ってくれる。しかし、私が求めているのはそんな軟弱なものじゃない。そんな細い指じゃない。そんな微かな振動じゃない。私が欲しいのは……、私を満たしてほしいのは……。
「ジュンくん、ジュンくん……。ジュンくんが欲しい、ジュンくんが……」
うめき声が聞こえる。なんて淫らな声なの。自分の声だなんて信じられない。でも私は呻き続ける。
「ほしいよ‥‥、ジュンくんが、ジュンくんが欲しい……」
快感の洪水の中で欲望が頂点に達すると、突如として私の意識に大きな、まっ黒な塔が立ち上がった。太くて長くて立派な塔だった。え? これって……ディルドじゃない? このみちゃんのおまんこをズタズタに裂いた、阿久津先輩の、あのディルドだ。
ち、ちがうの! そんな汚いものはイヤ! 私が欲しいのは、私が満たされたいのは、ジュンくんの……、ジュンくんの……。
「ジュンが欲しいのね?」
天上から女神さまの声が降り注ぐ。私はうなずく。肺が焼き切れそうなほどの呼吸を手なずけながら、首の骨が折れそうなほど激しくうなずく。ジュンくんが欲しいから、ジュンくんに満たされたいから‥‥。
「ジュンくんが欲しいの。んんんんあぁああ! ジュンくんが……、ふぅああああ! ジュンくん! ジュンくん!」
私はとうとう泣き出してしまった。オルガズムが、いや、ジュンくんがすぐそこまで来ているのに、彼は見えない。どうして? どうして彼はここにいないの?
「ジュンに入って来てほしいのね?」
女神さまが囁く。私はただ涙で答える。だって、彼に満たされたい思いは言葉を越えているから。言葉なんかで表現できないから。
熱い涙がこめかみを伝う。私は泣きじゃくっている。目くるめく快感に喘ぎながら私は嗚咽している。私はとうとう狂ってしまったのだ。ただ、がむしゃらにジュンくんが入って来てくれることだけを望んでいる。
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