性感開発最終段階

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 お母さまの指が小陰唇の縁をなぞっている。下から上へ、そしてその合わせ目、クリトリスへ。 「いい! とってもいいです! お母さま! お母さま!」  痺れるような快感に私はまた腰を振ってしまう。お母さまの目の前に恥ずかしい部分を突き出してしまう。その瞬間一回目の絶頂が来た。 「ふわぁあああー!」  ワレメからお母さまに向けて液体が噴き出された。なに?今噴き出た水はなに?  めくるめく快感に全面侵攻された私は、呼吸するのが精いっぱいだった。手も足も麻痺して動かない。ただ、下に敷かれたバスタオルを握りしめるのみ。  しかし、ジュンくんの裸体のまん中にそびえ立つ、浅黒いを私は掴みたいのだった。掴んで私の中に入れたかった。私の中の空白を埋めたかった。それは私の欠落を埋めるにはあまりにも長すぎ、あまりにも太すぎたが、でも、が私の求めるものにほかならなかった。 「さあ、サキさん、何が欲しいの。欲しいものを命がけで求めなさい!」 「ふんんぁああああ!」  お母さまのクリトリスマッサージはほとんど殺人的と言ってよかった。私は再度のオルガズムに導かれた。それでもお母さまは許してくれない。充血して弾けそうになっているそれを高速でなぶって来るのだった。
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