7分の1エッチ

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7分の1エッチ

「もう少し入れてみる?」  問われて薄目を開けると、ジュンくんの顔がいつもよりピンク色に染まっている。目もねっとりと潤んでいる。さっき浴びたシャワーのせいだろうと思った。さほど体力は使っていないはずなのに息遣いが荒い。そうか。男の子って指を入れるだけで興奮しちゃうのか……。  私は彼に横抱きにされている。背中から腕をまわされ左の乳房を包まれている。お尻はシーツの上。左足は床に落ち、右足は私の膣を訪問している指に続く肘で押さえられている。股間がけっこう大きく開いている。 「も、もう、入らないよ。そこが……、子宮口だよ、たぶ、ん……」   乳房からお臍の下まで覆った真っ白のバスタオルをぎゅっと握る。右の胸からタオルがずり落ち、乳首が露出したが、左は膨らみがジュンくんの手のひらに包まれているから、まだずり落ちていない。 「ここが子宮口だったら、サキの膣は全長3センチにも満たないことになるよ」    彼のいたずらっぽい笑顔から視線を落としおそるおそる見下ろしてみると、薄い茂みがジュンくんの広い手で覆われていて、中指だけが屈折し第二関節が浮き上がっている。ジュンくんは3センチと言ったが、たぶん2センチくらいだろう。それでももし膣にそれ以上入ったら、痛みに襲われる予感があった。 「さっきまであんなに濡れていたのに。‥‥‥ローション使おうか?」  じっくり愛撫されてあれだけよがっていたのに、そしてアソコは愛液が溢れていたのに、いざ指を入れられると未知の感覚に全身緊張し、膣はつっぱり、溢れていたものもすっかり乾いてしまったらしい。 「ローションはいや。ここは私とジュンくんだけの聖域なの。異物が入るのはイヤなの」 「そっか、じゃ‥‥‥」  私の腰には勃起した逞しいものが当たっている。ジュンくんは膣口にあてられていた指を抜き、勃起を掴んだ。チューブを絞るように下から上にしごくと、キノコ坊やの頭が真っ赤に充血し、先端の鈴口から透明の液体があふれ出た。彼はそれを指ですくい取った。再度指をクリトリスから滑る落とすようにして私の膣口にあてると、ぬるっとした感覚がさっきの位置まで滑り込んできた。
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