7分の1エッチ

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 出血があるようだ。ジュンくんがティッシュで拭いてくれる。 「おぉー‥‥‥」  また静かな声が漏れた。いい感じだ。とても満ち足りている。ジュンくんの顔もさっきよりだいぶ穏やかになっている。 「ジュンくん‥‥‥」 「ん?」  私の中で指がゆっくりと引いてゆく。 「この時間がね‥‥‥、ジュンくんにとっても‥‥‥、思い出深い時間になってくれたらいいと思うの。……ああ……」 「そうだな‥‥‥」  指が引き返してくる。襞の一枚一枚を撫でるように、いとおしむように。狭かった部分にだんだん余裕ができていくように感じる。  クチュッと小さな水音がする。 「んふっ!」 クチュッ!            クチュッ!                      クチュッ!  そこが子宮口だろうか? ジュンくんの指がとても気持ちいいポイントを突いた気がした。 「はあぁ……」  息が漏れ、ピクッと腰が動いてしまった。  ──そこよ、そこ!  指がくねっと曲がって、またポイントを突いてきた。 「あっ……」  灯った快感が肺を絞り、漏れた呼気が声帯を震わせる。 「ここなんだね?」  ジュンくんも嬉しそうな表情で私を覗き込む。 「うん……、そこ……」  いま、私とジュンくんはふたりで宝物を見つけたのだ。Gスポットと呼ばれている快感ポイントだろうか。 「そうか……、ここか……」  ジュンくんは満足そうに私に微笑みかけ、指の動きを加速する。ツンツンツンと四分音符で突いたいたのを、ツツツツツツと八分音符で突き始めたのだ。  
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