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「これ‥‥‥」
私はジュンくんの赤紫色に充血した太いモノに指を絡ませた。
「こうしてあげたらいいのかな?」
私はそれを指を絡め、ゆっくり上下させた。余裕のある皮膚が被さったり剥かれたりしている。
「ああ……、サキ、そ、それ‥‥‥ううっ……」
「気持ちいい?」
「う、うん」
視界には彼の巨大なペニスしかないけど、ジュンくんがじわじわ寄せてくる快感に眉をしかめているのが見えるようだ。膣の中の彼の指の揺れ幅が大きくなり、それにつれ私の快感も徐々に高まる。
「両手でやってほしいんだ」
「両手?」
ジュンくんは目の縁をほんのりと染めてうなずいた。女の子のような恥じらいさえ浮かべている。その表情は、もうかなり切羽詰まった状況に追いやられていることがうかがえた。そんな彼をかわいいと思ってしまった私はいけない女なのだろうか。
「じゃ、ちょっと姿勢を変えようよ」と私の方から提案する。せっかく子宮口前の快感のポイントを突かれているのを放棄するのは惜しかったけど、ジュンくんにも気持ちよくなってもらいたかったから。
膣から彼の指がチュルンと抜かれた。血が少し滲んでいる指をウエットティッシュで拭いてあげる。同じティッシュで自分の股間にこびりついた血も軽くぬぐう。
彼をベッドの縁に座らせ、私はその正面にしゃがみ込んだ。膣からピチュッと水音を立て空気が漏れた。
──やっぱり、ジュンくん、かなり我慢してたんだ。ほら、こんなにビンビンになっちゃってる。こんなに脈打ってる。はやく開放してあげなくちゃ。大好きなジュンくんを。
彼の脚の間に入り込み、膝を床に付ける。近くで見ると、彼のモノはとてつもなく大きい。大きくて嬉しい。こんな黒くて頼もしい。こんなに粘液が溢れさせてかわいい。──数えきれないほどの愛情が湧いてくる。それを一つの言葉で表現することは到底不可能だ。
ジュンくんのペニスは言葉を超越しているのだ。
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