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レース紐のGストリング。バックのT字部分にバタフライがあしらわれているのが気に入った。フロントは面積が極めて狭いが蝶が大胆に羽を広げたデザインは刺激的だ。今日はこのみちゃんより私の方が大胆でセクシーかも。また価値という言葉が脳裏をかすめる。私は無意識のうちに自分の「価値」を上げようとしている。
ベッドから降りた。
このみちゃんの周りをファッションショーのように一周してみた。ところが……。
やはり試作品だからだろうか。私の淡いヘアさえ隠し切れない細長いフロントの布。それが股間のもう少し後ろまで覆ってくれればよかったのが微妙に足りない。ストリングが歩いているうちにワレメに食い込んで来る。布が紐化し、必然、一番感じやすい部分がスリスリされるのだった。
「あ……、これちょっとヤバいかも……」
鞘がまくれそうになる。私は慌ててガニ股になり大陰唇への深い食い込みを解消しようとしている。すると、その手がこのみちゃんに押さえられる。
「ステキ……」
「え?」
このみちゃんが床に膝をつき、食い込みのありのままを前面から直視している。視線がピンク色のワレメを何度も往復する。シルクをあんぐり咥えた欲張りなワレメを。
「それがいいの……。最高……」
「ちょっと、このみちゃん……」
バタフライがあしらわれた後ろのT字がつまみ上げられる。フロントの端もつままれてチョイチョイとリズミカルに引っ張り上げられる。ワレメがますます深く紐化したシルクをくわえる。
「ああ……、ダメだったら、このみ……うっ……」
フロントの薄いレースがワレメの端の覆いを捲り上げ、とうとう私が一番恐れる部分が露出してしまった。ピリッと痛みに似た感覚が背骨から脳髄に伝わり変な声が漏れてしまった。
「これがいいのよ。Gストリングの醍醐味。清楚感あるれる制服スカートの下でワレメに食い込むストリング。欲望と快感の芯をなぶり続けるストリング……。最高よ。サイコー!」
このみちゃんは、前後のレースをピンピンつまみ上げて遊んでいる。ゴクンと唾を飲み込む音まで聞こえてきそう。
「ふうっ……、ダメよ、このみちゃん、刺激が……、ああ……、刺激が強すぎるの、勘弁して、お願い……」
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