121人が本棚に入れています
本棚に追加
/266ページ
「かわいい」という形容詞は私の性器のためにあるようなものだ。しかし、全体的な幼さに対し、真ん中の亀裂から覗く真っ赤な襞は成熟したオンナのものだった。小陰唇が短いから、膣口がヒクヒクしているのが克明に見える。
次の瞬間、信じられないことが起こった。
「はうっ‥‥‥」
くちびるが当てられたのだ。
「ひいっ!」
私のクリトリスに!
「んんんっ! こ、こ、このみ‥‥‥」
ぺちゃ‥‥‥、ぺちゃ‥‥‥、ねろっ‥‥‥。
「あっ、ダメ、そこ! おしっこ出るところ‥‥‥、き、汚いから‥‥‥」
チューッと甲高い、いやらしい音が鼓膜を切り裂く。
「ああっ!……、いいっ!」
クリトリスが吸い上げられたのだ。鋭い快感に突き上げられ、とうとう顎を突き出し体を反り返らせてしまった。顎もくちびるもわなわなと震えている。恐ろしかった。だって、こんな快感が世界に存在するなんて知らなかったから。痙攣が止まらない。どうなっちゃうの、私は?
舌で突かれるたびに、嬌声が水しぶきのように吹き上がる。背中が反り返りブリッジのようになる。快感を躰の中にもっともっと取り入れたくて、無意識に足の指を丸める。手を握るように足の指を丸めると快感が強まる。
チューーーーッ!
「んうっ……、はあっ、はあっ……、ふっ……」
脳がしびれ、目の前が真っ白になる。自分の嬌声が自分のものだとは信じられない。私がこんないやらしい声を出すなんて。ウソよ、ウソ。きっと夢見てるんだわ。
「ちっちゃい‥‥‥。サキちゃんのクリ、とっても小さい。でも、ツンって尖っているのがかわいい。ほら、健気に一生懸命たってるよ」
私も見てみたい。興奮している自分のクリトリスを。でも、見れない。だって体中快感で痺れていてコントロールできないから。
チューーーーッ!
また吸われる。激しい快感が脳にまで突き刺さり、躰が痙攣の波に覆われる。
「はあぁああ……、ダ、ダメよ‥‥‥、んんん!」
もっと剥いてもらいたくて、もっと吸ってもらいたくて、もっと嬲ってもらいたくて、必死に腰を突き出しておねだりをしてしまう。突き出すたびにこのみちゃんは応えてくれる。
チューーーーッ!
最初のコメントを投稿しよう!