セクシーランジェリー愛好会

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 何だったんだろう今のすごいヤツ? 死をも意識した快美感。内臓が沸騰し溶け出すような恍惚!  大きな気が通過した躰は自分のものであることを放棄したように脱力している。眠い。このまま眠ってしまいたい。  しかしここは友達の部屋。下半身に紐みたいなショーツを穿いて、それもクロッチが脇にずらされて丸見えの状態で気絶していられるようなところじゃない。このみちゃんのご両親や妹さんがいつこの部屋に入って来てもおかしくないのだから。  私は肺が焦げるような激しい呼吸を繰り返し、意識が何とかこ躰にとどまるように、天井を強い視線で見つめていた。一点のシミもない真っ白な天井。そこへ、口の周りを粘液でべとべとにしたこのみちゃんの顔がヌワーッと現れる。 「サキ……、イったのね?」  私はだらしなく仰向けになって激しい呼吸を繰り返している。ショーツのクロッチはずらされたまま。ドロドロの「まんこ」は露出したまま。 「イったって……?」  このみちゃんの訊いていることを私は理解していなかった。無知な同級生をくすくす笑うこのみちゃん。 「オルガズムだよ……。サキは今、オルガズムを体験したんだよ。わかる?」 「オルガ……」  頭がクルクル空回りする。脳が虫の羽音のようにジーンと音を立てて疼いている。聞いた言葉の反覆さえままならない。 「そう、オルガズム。サキはオルガズムを感じやすい体質に生まれ変わったんだよ。きっとこれからは一人でもエッチができるよ。ここを、ほら、自分で刺激するとね……」  このみちゃんは私の手を下半身に導き、まだ充血の引かない敏感な突起物に触れさせた。 「……っ!」  また大きな声を上げそうになってしまった。緩みきった穴からおしっこが吹き出しそうになり必死でこらえる。いや、正直言うと‥‥‥、ちょっとだけ噴き上げてしまった。たぶん5滴か6滴ぐらい。このみちゃんの顔から水滴がしたたり落ちた。 「へへ! サキの潮、私なめちゃった」 「ご、ごめんね、このみちゃん……」  その時のこのみちゃんが、私は本当に、心の奥底から、躰の奥底から大好きだった。ああ、このみちゃん、このみちゃん。大好き‥‥‥。本当に大好き‥‥‥。今度は私がこのみちゃんにやってあげるからね‥‥‥。  その時だった。ブルッとスマホの震える音がする。このみちゃんがべとべとの手をキャミソールの裾で拭き、タップする。
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