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毎日のように開催される飲み会は、僕がモテないという事実に信憑性を高めるものでしかなく、イケメンや可愛い子がイチャイチャしている様子を冷めきったフライドポテトを食べながら眺めるだけだった。
【ごめん、代わりに出席出しておいてくれない?】
【ごめん、俺も。今度昼飯おごる】
椎名と瀬戸は次第に講義の欠席が目立つようになってきた。
ただ出席を他人が代わりに出せるかどうかの分別はついており、肩代わりできる講義に限って三人のグループチャットに二人から連絡が来るようになった。
僕も飲み会に参加はしているものの、ピンチョスとは思えないほど落ち着いたテーブルに毎回いたため、次の日の講義も難なく出席できた。
前日に楽しく騒いで、次の日の講義は出席を頼み、夢の中に居座り続ける。大学としては三人とも出席者としてカウントされる。
大学生にとっての正解が何なのかわからなくなった。
学力云々より、如何に友達を作るか、コミュニケーション能力が一番重要だと突きつけられた様な感じがして、また体が重くなった。
二人を更生させるために、断って諭す勇気もないので、
【わかった、絶対おごれよ!】
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