霊媒師 夕霧弥生 第三章 リンの目覚め

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「リンは肉食系女子なんやな、美味いやろ?」 「美味い、気にいったぞ!おかわりだ」 「リン、大丈夫?」 「明日の鍛錬は、バッチリじゃね?」 「そうかもね、うふっ」 みんなで楽しい食事が続いた タップリ食べ満腹になると 、眠気が襲って来た 「そろそろ寝るか、明日も早いしな 夕霧もリンも疲れただろう 寝ようぜ」 「私、歯ブラシしてから寝る」 「歯ブラシ?」 「虫歯にならない様に、このブラシで歯を磨くの」 「私もしたいがいいのか?」 「もちろんよ、じゃあこれがリンの歯ブラシよ」 歯磨きをつけると、リンは咳込んだ 「スウスウするぞ」 「あっ!ごめんリン 犬は歯磨き付けないんだった 水で洗えばいいんだよゴシゴシしてあげる」 「そうなのか、動物は大変なのだな」 「夕霧はアホや〜」 「ゴン太〜」 みんなで歯ブラシを済ませ、各部屋で眠った リンは夕霧に抱かれながら眠った 夕霧も余程疲れたのだろう、すぐに深い眠りに 入った 1000年の眠りから目覚め、家族と仲間が出来た リンは幸せそうに、夕霧に顔を埋めぐっすり眠った
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