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子供達とブリジットの瞳が輝いた
その夜は優樹菜はかやくごはんと鍋焼きうどんを作った
今やブリジットは優樹菜の作るものは何でも
口に入れるようになっていた
子供達とブリジットは頬を染めて鍋焼きうどんを
かきこみおかわりまでした
そして早めに子供達をお風呂に入れて就寝させた
ブリジットもゴネずに静かに自室にこもった
優樹菜は安心して一呼吸ついた
時計を見ると次郎が薬を病院で服用してから
10時間以上経つ・・・
そろそろ二回目の抗インフルエンザウイルス剤を
飲ませる時間だ
優樹菜は薬と経口補水液、それと美味しく剥いた
果物をトレーにのせて次郎の部屋に向かった
コンコン・・・・
「先生?・・・」
次郎のベッドのナイトテーブルのライトを灯すと
次郎はぐっすり眠っていた
優樹菜はトレーをベッドのサイドテーブルに置き
彼の額に手を置いた
・・・かなり熱い・・・・
体温計を脇に挟み燃える石炭のように熱い体を
おしぼりで拭いてあげた
彼はかなり汗をかいていて
彼の髪が根元から濡れているのに気づいて
洗面所からバスタオルを数枚持ってきた
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