死隷
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「本当におっかねぇ場所知ってるぞ?おらはな。行けば決して帰ってこれねぇおっかねぇ場所を」 又六と名乗る男は俺に恐ろしい場所があると言い出してきた。すっかり大蛇の話しで騙された俺は、この又六なる人物の言う"恐ろしい場所"の話しなんてのは正直どうでもよく信用すらしてなかった。しかし、その男が持つある物の存在によって、俺は記者魂と胸の奥深くに潜む知的好奇心が同時に湧き上がった。
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