死隷

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さっそく私はその大蛇が目撃されたという、群馬県のとある山へと向かった。列車で町まで行き、そこからは社が手配してくれた車で、その目撃をした人物と待ち合わせをしていた山荘のレストランへと向かった。 「はじめまして。新聞社の前澤と申します」 レストランに入ってすぐに、待ち合わせの人が見えた。電話で話した通りの目印に赤い服に赤いハットを被ったなんとも目立ちすぎる格好だったので、周囲にいる他の人間達より、目立ち浮いていた。
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