0人が本棚に入れています
本棚に追加
見てみよう。週刊文集を読んで、パタッとメガネをケースにしまい。スッと立って出て行く白髪のおじさんを。そこにファンタジーはあるか。きっとない。そこにファンタジーはない。
現実がいつもそこにいる。
おじいちゃんは帰ったら。奥さんの料理を食べるだろう。しまったメガネはしまわれたままだろう。再び開かれるまで、またその図書館にて週刊文集を読むときまで。
世界は単純な理解の連続で、気づかぬほどに近いところにある。僕らは不可解なファンタジーを求めてる。ファンタジーもっと僕らにちょうだい!
最初のコメントを投稿しよう!