カードキャプターさくら

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カードキャプターさくら

 CLAMPさん。講談社なかよしです。  正直、私はCLAMPさんに『なかよし』のイメージはありませんでした。CLAMPさん語ると長くなるので、その辺は割愛(^-^)別作品については、別の機会に。  こちらのお話は、お母さんを早くに亡くし、お父さんと高校生のお兄ちゃんと生活する小学生のさくらちゃんが、ある日、お父さんの書庫で見つけた不思議な本。その本に入っていたのはこの世に災いをもたらすという「クロウカード」。世界に解き放たれてしまったクロウカードを回収するため、さくらちゃんは「カードキャプター」となり本を守る封印の獣ケルベロスと一緒に奮闘することに……  実は、私のペンネーム『桜 花音』の桜は、この桜ちゃんに影響されています。  作中で亡くなったお母さんが「女の子が生まれたら桜と決めていた」と言うように、私も自分の娘には『桜』と名付けるつもりでした。ところが諸々事情があり、娘に『桜』とは名付けられなかったのです。  それもあり、ペンネーム考える時に「だったら自分につけよう!」と(^^)  そんなさくらちゃん。クロウカードを集める為に一生懸命奮闘します。  この作品の魅力は絵もですが、登場人物みんな優しい。そして愛があふれている。  ストーリーも魅力です。カードを集める為に毎回色んな事件が起きます。そして敵らしき人物が描かれたり、ライバルが現れたり。  カード一つ一つには能力があって。時にはカード自身の意思が見えたりもします。さくらはカードをただのカードとは思わず、大切なお友達のように寄り添います。児童向けの漫画でありながら、言葉には大人でも沁みるものがあり。また、CLAMPさん作品では珍しくありませんが、同性に対する友人以上の気持ちも仄めかしています。それがメインではなく自然に表現されているのが、CLAMPさんらしいですね。  えー……何故、この作品を今、取り上げたか。  小学生主人公。現実世界で巻き起こるファンタジー。恋愛要素あり。カードを集めていくので連作短編にしやすく、シリーズ化しやすい。(実際さくらはクロウカード編の後にクリアカード編があります)  そう。キミノベルが発表されたとき、真っ先に思い浮かんだのはこの作品です。これしかないじゃんって思いました。  魅力的すぎるんです。  丸パクリはしたくないけど、大いに影響受けそうです(ー ー;)今、何とか他のアイデア捻り出したいところですが、難しい。キミノベル、書ける気がしない……
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