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香水
どうしようもなくガキだった僕は
あの冬の日 君と別れた
ずっと君を大事にしたいと
隣にいたいと 思ってたのに
君は 今何を見てるかな
今でも思い出すよ 背中に感じる視線
頬に手を当て考えるクセ
香水の残り香がまだ 心から消えてくれない
すれ違ってしまう前に
どうして君の目を見なかったんだろう
どんな顔で 何を思っていたか
答えが出ないまま 君を失い春夏秋冬
そして今
こんなに 君を切なく思うなんて
手放したのはかけがえのないものだったと
気づくのが 遅すぎたよ
もう もう 戻らない
できることなら その冷たい手を温めて
懐かしい香りに包まれて
また共に春を
君と過ごせたら ああ
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